既存の制限語彙

ラベルを調べるべき情報源としてどういうものがあるかを考えるのも大事なことなのです。一つご紹介します。優れた情報源は既存の制限語彙とシソーラスです。この非常に役立つ情報源は図書館学の専門家、つまり主題の専門性のバックグラウンドを持つ人々により作成されたもので、的確な表現と一貫性が保障されています。これらの語彙は公的に利用されていますし、幅広い使用を目的に設計され、コンテンツのインデクシングを目的にラベリングシステムを配置するには、非常に役立ちます。その際、特定の顧客が特定の種類のコンテンツにアクセスしやすくなるように、狭い範囲で語彙を探してください。例えば、システムのユーザーがコンピューター科学者なら、コンピューターサイエンスのシソーラスの方が、一般的な用語体系よりも効果的です。コンピューターサイエンスのシソーラスは、ユーザーの理解しやすい方法で概念を「考え」、表現するために作られています。ラベルの情報源としてそれぞれの分野で参考となるものがあるはずです。特に難しいラベルの変化形を決める場合など、基準となるようなシソーラスは特定のラベリング問題の助け舟となります。場合によってはすべての語彙のライセンス供与を受けて、サイトのラベリングシステムに使用するもの良いでしょう。残念ながら、すべての領域に対して制限語彙とシソーラスがあるわけではありませんが、ぴったり合った語彙が別の顧客のニーズの方を強調していることもあるでしょう。そうだとしても、ラベリングシステムをゼロから作り出す前に、役立つ可能性のある制限語彙やシソーラスに目を通しておくことは必ず役に立ちます。