プロジェクト全体の流れをつかむ

1.プロジェクトの始動 ⇦⇦⇦ オリエンテーション、情報収集、リサーチ、課題分析など

このステップで一番重要なものは情報収集と分析だ。情報収集は主にオリエンテーションなどのクライアントからのものとディレクター自ら収集するものとがある。また、データにもアクセスログや売り上げのような定量データとユーザーの印象、満足感のような定性データの2種類がある。情報をもとに自分なりに分析し、課題解決のための仮説を立ててみる。

2.企画フェイズ ⇦⇦⇦ サイトコンセプト、企画内容、運営方法、製作コスト、スケジュールなど

このステップでは現状の課題解決やサイト構築の目的を達成するためのサイト全体のコンセプト作り、企画内容のプランニングだ。誰に対してどのような情報を提供し、どのような機能を持つサイトにするのか、骨子を決める。企画の中身はサイト全体の目的や課題解決との整合性のとれたものでなければ意味がない。

3.サイト設計と製作準備のフェイズ ⇦⇦⇦ プレゼンテーション、企画決定、発注契約など、

サイト構築には非常に多くのスタッフが係るために、コンセプトや企画書レベルのディテールではプロジェクトはうまくいかない。具体的なコンテンツ案、サイトマップや情報ツリーの構造、デザインリール、メンバー間の作業項目の洗い出しや業務フロー、クライアントのチェックなども含めた詳細なスケジュールが必要になる。

4.制作フェイズ ⇦⇦⇦制作スタート コンテンツ開発、デザイン、システム開発、テスト運用、制作管理

数か月にわたるプロジェクトであっても、実際の制作作業はひと月に満たないケースも多い。それくらいプロジェクトにおいて重要なのは、制作に至るまでのコンセプトつくりやサイト設計、制作のための準備であるということだ。このフェイズでは、内部チェックだけでなく要所要所でクライアントの確認をもらいながらすすめていくが、場合によってはクライアントの事情で方向性が変わるケースもある

5.公開・運用フェーズ ⇦⇦⇦ サイトプロモーション、更新、リニューアル、解析、分析、サイト監視など

サイト公開がプロジェクトの目的ではない。最初に定義したサイトの目的を満たし、期待されている成果が出ているのかどうかを検証する必要がある。ログ解析によるユーザー動向、アクセス数、その他評価指標を参考にしながらサイトの更新、リニューアルを繰り返して当初に見込んだ成果を出すべく努力を続けていく。