一般的な部門とスタッフ

●プロデュース&ディレクション部門

営業  プロジェクトへのコンペ参加や受注業務が中心だが、いったんプロジェクトが始動すれば、クライアントへの窓口担当者として、完了まで見届ける必要がある。プロデューサー、ディレクターとともにクライアントの要望を理解し、自社においてソリューションを提供できないかを思考する。

プロデューサー プロジェクトを円滑に進めていくために、全体を統括する立場。各パートのスキルやノウハウに習熟したスタッフを束ね、クライアントの意向を成果物に反映させる責任者。当然、企画に加え、予算やスケジュール管理も責任をもって管理する。求められるのは、技術力よりもコミュニケーション能力や交渉力だ。

ディレクター プロデューサーとディレクターを兼務するプロジェクトも多い。専任の制作専門ディレクターがいる場合は、各パートのスタッフの仕事内容を熟知し、しかるべき方向にコントロールする役目を担う、品質面での責任となる。デザイン面、編集面、技術面など多方面の知識が豊富でディテールを語れる人物が求められる。

デザイングループ

デザイナー/アートディレクター ビジュアル面からコンテンツ制作を支えるスタッフ。サイトの規模が大きくなると、デザイン面での責任者であるアートディレクターがトップページのデザインや何種類かのフォーマットを作成し、複数のデザイナーが分担して各ページをデザインすることも多い。最近では、グラフィックデザインだけでなく動画や音声などサイトコンテンツは多様化しており、より広範囲の表現力が必要とされる。

HTMLコーダー WEBオーサリングソフトにより、タグの知識がなくともある程度、HTMLコーディングできるようになったため、専門職としての需要は減っている。デザイナーやプログラマーなどが兼任するケースも多い。

コンテンツ開発グループ

エディター/ライター catchコピー作成、取材記事、各種解説などコンテンツ制作に携わるスタッフ。通常は全体の構成や内容をエディターが決定し、本人あるいは外部ライターなどが執筆を行うケースが多い。また、コンテンツ開発に必要なイラスト、写真撮影、翻訳などの手配も業務に含まれる。

グラフィック(写真、イラスト) 案件によっては、新規の撮影やコンテンツ解説のためのイラストなどが必要となる。基本的に常駐スタッフを抱える会社は少ないので、フリーランスのカメラマンやイラストレーターなどを手配するケースが一般的。

システム開発グループ

システムエンジニア/プログラマ サイトの仕様に応じて、システムを設計し、必要なプログラムなどを用意するスタッフ。サーバーやネットワーク構築の知識、クライアントサイド、サーバーサイドなどで必要になるプログラム言語の知識が必要。最近のサイトは非常に高度で複雑化しており、システムエンジニアの専門的な知識は不可欠となっている。

その他

デバッグ 検品時、システム構築時に、すべてのページでリンクが切れてないか、意図したとおりにブラウザで表示されているか、システムがきちんと動作しているかなどをチェックする担当者。専任がいないケースも多いのが、その際はまさにスタッフ総出でチェックすることになる。普段から検証用の様々なブラウザ、OSなどを準備しておく必要もある。

分析 分析は、企画提案時と公開後の運用時の両方で必要となる担当者。ログ解析から始まって、ユーザビリティの判定やユーザー動向の調査など、最近は非常にこうどかしているために専門スタッフがいるのが望ましい。

コンサルティング 単なるサイト構築だけでなく、全体最適化、経営戦略的な視点からビジネスをどのように展開していくべきかを分析、提案するスタッフ。高度なマーケティングスキルや企業経営、会計などの知識も必要とされ、WEBサイト構築を上流から判断できる能力が必要。